本音と建前

今日は、本音と建前についてお話をしたいと思います。

 

私は、営業をしていますが、契約を取るためにはお客さんの本音を聞き出す必要があります。また、

お客さんとの距離を縮めるためにも本音を聞き出す必要があります。

また、プライベートな人間関係でも、本音を聞き出さなければ、距離を縮めることができません。

 

仕事においてもプライベートにおいても本音を引き出すのは、良好な関係

を引き出すにはとても大切なことであると考えています。

 

今日は大まかに二つの内容でお話していこうと思います。

①建前人間と本音人間について

②私なりの本音を引き出す方法について

 

最初に建前人間と本音人間についてですが、

二つのどちらかに偏っていることが多いです。

もちろん、100と0というわけではなく、どちらかの要素が強いことになります。

社会の中では建前人間が【悪】である風潮があるのも事実です。

建前人間がなぜ建前を話すのか、それは二つの理由があると考えています。

 

①本音を出して嫌われるのが怖いから。

②相手と距離を置きたいから。

 

一つ目の本音を出して嫌われることは例を出さずともわかるかとは思います。

 

二つ目の相手との距離を置きたいからについてですが、皆さんも無意識にやっていることであると思います。

例えば、あまり仲良くしたくない会社の上司との会話です。

「」

 

また、心地が良い建前もあり、職場の同僚や学校の友人など、微妙な関係の相手に対して、使うことがあります。

例えば、学校で一回飲み会で話したことある程度の相手とすれ違ったときに

「どうも」「また飲もうぜ」的な会話になります。

 

逆に建前でもダメな場合があって、本音人間に建前を使いすぎると、怒らせてしまう場合があります。

相手が、男の経営者や役職などの上の位の人たちに多い印象ですが、

こちらが建前ばかり話していると、「そんなことはいいから本音を話せ」と言われてしまうことがあります。

 

しかし、本音ばかりもダメで、

例えば、営業会社の一年目の新人に

「君さ、センスないから頑張っても上位の成績には入れないよ。せいぜい中の上くらいを目指して頑張って」的な内容です。

さすがにここまでのことを言う上司はいないでしょうが、本音をズバッと言ってしまうのは良くない場面もありますよね。

 

何がいいたいかと言うと、自分の気持ちや場面に応じて本音と建前を使い分けることが大切であると思います。

まぁ当たり前のことですが。

 

次に私なりの本年を引き出す方法ですが、二つあります。

①自分の本音をさらけ出す。

②相手の本音の仮説を考えて聞いてみる

 

自分の本音をさらけ出すですが、色々な本に載っていて内容です。

まず自分の本音を話すことで相手に本音を話してもらう方法です。

正直これは使えます。

例えば、「これは○○と思うんですが、◇◇さんはどう思いますか?」的なことです。

みなさんも無意識に使っているかもしれません。

 

次に、相手の本音の仮説を考えて聞いてみるですが、

例えば、初対面の場で「○○ちゃんって、家庭的そうだよね。」とか

「○○さんって仕事できそう。」みたいな感じです。

この仮説は外れていても問題ありません。

相手の本音を引き出すための質問なので、外れていても

「家庭的じゃないですよ。ずぼらで料理ほとんどしないんです」と

本音の相手がでてきやすくなります。

そこから質問を返すことで、本音にせまった会話が成り立っていくイメージです。

 

①と②を合わせてるのが、重要で合わせ技で相手の本音を引き出すイメージです。

 

一番最悪なパターンは

例えば、合コンやお見合いの場で

「ここの料理おいしいですね」「そうですね、この○○がおいしいですよね」・・・

みたいな会話が永遠に続く地獄みたいな状況です。

ここまではないとは思いますが、いまいち盛り上がりにかけるときは、

本音ベースで話ができていないときと感じます。

そもそも、相手がまったく話す気がない場合もありますが。

 

まとめると

本音人間と建前人間がいて、状況によってこちらの建前と本音を使い分けるということ。

相手の本音を引き出すには、こっちの本音を話し、相手の本音の仮説を

たてて質問してみること。

になります。