PIVOTチャンネルにて、日経平均は十万円に到達するのか?についてまとめました。
あたかも私が説明しているように書いてみます。
今、日経平均株価は三万六千円前後で推移しています。
私は、今後日経平均は十万円に到達するだろうと考えています。
さすがにそこまでは上がらないでしょ?と思われていると思います。
しかし、十数年前の日経平均は八千円前後であったことは覚えていますか?
ここ十数年で日経平均は四倍になっていることを踏まえると、
十年ほどで日経平均が十万円に到達する可能性は十分にあると考えています。
理由は大きく二つを挙げたいと思います。
一つ目は
【国内外の物価水準の差】になります。
例えば、日本のコンビニのサンドイッチは三百円で購入できますが、
フランスでは千円します。
値段は三倍ですが、おいしさはどうでしょうか?
私たち日本人の感覚だと、おいしさも三倍でないかと期待してしまいます。
しかし、なんとフランスのサンドイッチの方がおいしくないんです。
つまり、日本の方が安いのに品質は高いんです。
これは、飲食以外にも当てはまり、外国人の観光客は、品質の高さと安さに驚くそうです。
何が言いたいか、
それは、日本と外国の品質が同じかそれ以上であれば、国内外の物価水準の差はどんどん狭まる可能性が高いということです。
これが一個目の理由になります。
二つ目が、
【転職活動が活発になり、人材獲得のために賃金が上がること】です。
少子化により、今後、労働人口がどんどん減っていってしまうため、
各企業は人材確保のために賃金をあげる必要があります。
また、若い世代は転職に抵抗がないことと、
より高い賃金を求めて、転職活動が盛んになると考えられます。
転職活動が盛んになること、人材確保のための2つの理由で賃金があがりやすくなると思われます。
すでに、40.50代に比べると今の20.30代は転職活動に前向きです。
その20.30代はいずれ40.50代になっていくため、全体の労働人口で転職活動が盛んになると考えられます。
転職活動が盛んになること、人材確保のための2つの理由で賃金があがりやすくなると思われます。
【国内外の物価水準の差】と【転職活動が活発になり、人材獲得のために賃金が上がること】の2つの理由により、
今後、継続的なインフレにより日経平均が10万円に到達する可能性があると考えています。
余談ですが、
日経平均が10万円に到達する世界になっても、一概に良い世界とは言えません。
なぜなら、さらなら格差社会に繫がるからです。
具体的にいうと、金融資産を持つか持たないかで、10.20年後以降の、金融資産格差が莫大になります。
確かに日本経済が活性化するのは良いことだと思いますが、格差が広がる世界の対応を考えないといけません。